蜘蛛の巣2 [演奏するということ]

居酒屋までは遠かった。
それは奈良からの距離ではなく、楽器の演奏を楽しんでいる人達と出会うまでの時間だ。

既に四十路に入っていた。日、一日と年をとる。行動するなら早い方が良い。でも何をしたらいいのか。
ホリエモンは「なにもない自分に小さなイチを足していく」と言ったけれど、私の小さなイチは何なのか、何処にあるのか。バンド活動は学生時代だけで、周りには音楽と繋がる人は誰もいない。本当のゼロだった。

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

交流会には同じ年頃の男性が数人、離れた席におられた。でも特にお話しする事もなく、そのまま帰宅した。
見るにみかねたサークルの方が、勝手にバンドを作ってくれた。

「この人たち、放っておいたらずっと何もしないから。」

ご明察。

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