蜘蛛の糸6 [演奏するということ]

どこに行けば答えがあるのだろう。
誰が答えを持っているのだろう。

本を読み、人と話し、あちこちに足跡を残した。
もしかしたらいい芽が出るかも知れない。そういう短絡的思考で蒔いた種は、見事なまでに目の前で色褪せた。反省した。神様は私の中にいてちゃんと見ているのだ。

不器用でも何でも私は私でいるしかない。

答えなどそもそも存在しないのだ。

歌いたい歌も、歌う場所も、演奏形態も、己の型でいい。私が私として一歩一歩積み重ねていくだけだ。

とはいえ、どうしても出来ないことはある。技術的なこと、能力的なこと。それよりも先にあるのが、皮膚感覚で受け入れ難いこと。生理的に無理なこと。我慢などしなくていい。避ければいい。

いつしか私が私でいられるようになってきた。

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