しれっと逃げ出すための本 [本]

ある日動画サイトを眺めていたら、この方に出会った。
ヨシダナギさん。アフリカ原住民達の鮮やかな写真で一世を風靡した方という。非常に興味深い対談だった。

これから何をしたいかと問われた答えは
「何もしたくないです。」
はっきり言えるこの人はすごいなぁと思った。なので動画を検索したり図書館で探したり。
で、見つけたのがこちら。


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若いと笑ってくれてもいい [本]

ネットに何度も何度も何度も(しつこい)3話無料とか出てくる漫画アプリがあった。中にはすごく下手くそで見るに耐えないのもあって、長くスルーしていたんだけど。
なんだがこれは気に入ってしまった(^^)
『わたしの幸せな結婚』
映画館にも足を運んだ。
若いって綺麗よね。と、数十年前の己の振袖姿を思い出してみる。遥か遠い昔。数十年もの間、家事に育児に邁進していたらこうなるのよ。
と、言い訳は横に置いておいて、原作ってどんなんだろうと思ってたら、本屋さんに平積みしてあった。
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テレビアニメ化もするそうだ。
何故にこんなに人気が出たのかと考えてみたら、これって『シンデレラ』なのね。間違いなくお嬢様なんだけど、継母達にいじめられて家政婦として暮らしている。良い魔女はお母さん。助けてくれる仲間達は通いの家政婦さんや婚約者の部下達。親が集めてくる令嬢達には興味を示さず、場違いな女の子に興味を引かれる。試練の後ハッピーエンドに。
不遇だが血統的には申し分ないわけで、成り上がり玉の輿物語『プリティーウーマン』ではないのよ。
…とまぁ、お話自体面白いし、分析もまた楽し。

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読みかけですがご紹介 [本]

若い頃から心掛けていたのは、少し先を知る事だった。何が起こるのか何に悩むのか。人の通る道に落ちている悩みなんて似たり寄ったりだ。いずれ来る悩みを避けたければ、前もって避ける段取りをしておけばいい。想定内をクリアしておけば、想定外が起こってもそこだけ何とかすればいいのだから。
お手本は不要だった。自分を探していた。それが若いってことかな。

が、還暦を跨いだ今、先に落ちている悩みは絞られてしまった。生老病死。幸い衣食住に困る事はなく、病の備えもある。現状好きな時に好きな事が出来る。残るは老いとどう付き合うか。先を行く人にお話を聞きたい。お手本はないか、私自身に擦り合わせしたいような。

年金や老化を嘆く年寄りや威張る年寄りなど、申し訳ないけれどお手本にはならない。過去の栄光は己の口で語るものではない。はたから響いてくるものだ。虎の威を借る年寄りなんざ情けないの極みだ。それを分かっていない「最近の年寄り」がどれほど多いか。
そんなことをつらつら考えていたら、こんな本に出会った。
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甲野善紀さんの本。
この方は「人間の運命は完璧に決まっていて、同時に完璧に自由である」と結論づけておられる。
私は「右往左往しながら、決められた未来に辿り着くのが人生だ」と思っている。多分同じことを言っているのかもしれない。
ぜひ読んでいただきたいと思う。

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万が一か、9999の可能性か [本]

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図書館に行ってツボや気功の本を探していたはずなのに、なぜかこの本を借りてきてしまった。これはこれで良し。というのは、動画でも何でも一度検索したら最後、その傾向に即した商品をこれでもかと並べるから。人の好みや興味は一色ではないのよ。

この中で、江戸時代のような暮らし方について言及している箇所があった。奇しくもコロナ禍で我々はネオ江戸時代の暮らしをしている。
環境要因で我々に新しい革命が起こっているわけだ。

さて、今日の題は本書から取ったもの。詳しくはお読みください。


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異星の客 [本]

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感動とはなんぞや。
火星で火星人に育てられた地球人がその謎を解きほぐし、体得していく。
ハインラインはとにかく長い、分厚い。引き出物に入っていたバウムクーヘン並みに厚い。
バウムクーヘンはもう胃袋に収まったけれど、本はまだまだ笑笑

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ひろゆきさん [本]

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『1パーセントの努力』とかいう本も今、店頭に並んでいますね。これは多分『働き方完全無双』の表紙折り返しだったかと思います。

世の中の仕組みを知れば知るほど、己は小さな生き物だと思い知るわけですが、

一寸の虫にも五分の魂

半分は魂な訳です。気概というか骨格というか、呼び方は何であれ。

自尊心は、他人に能力を認めてもらって、金銭価値に換えてもらって満たされる、つまりは他力で尊ぶものではない。自分が自分を守るためのものなのよ。

と、当たり前に気付かされる一冊です。





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Die with zero [本]

複数の知人が読んでいたのを見て、私も参加してみた。目が一文一文を追いかけなくても読める本はありがたい。376E50D6-7810-407E-9A72-E85F3A93DF14.jpeg
一見自己啓発本みたいに見えるが、これはお金の奴隷からの解放を謳っている。稼ぐのはその辺でやめようよと言っている。日本流に言うと「あの世には持っていけへんよ」だ。ご一読あれ。


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そして新しい年が始まった [本]

 松の内が過ぎました。ご挨拶も迎春に代わります。

 ありがたいことに、そろそろと始めたオリジナルや弾き語りの演奏で、声をかけてくださる場が増えてきました。オリジナル曲をとても気に入ってくださって、その曲を聴くためだけに遠出してくださるお客様もおられて、その嬉しさと言ったら!

さて、あっちに行き、こっちに行きするのがミュージシャン。演奏に関わる時間で、移動時間が一番長いんじゃないかと思ったりします。そのうち関西圏を飛び出して、全国に歌いに行きたいと思っていますが、今は日帰りがほとんど。自動車で移動するのも、駐車場のあるなしが結構な課題なので、おおむね電車になります。演奏に欠かせない譜面と、移動に欠かせない携帯と充電器。そしてプチ旅行になる移動の場合は、本が欠かせません。飲み物食べ物は大抵の場所で手に入る昨今。本は2,3冊持って歩くこともあります。読んで琴線に触れると、ノートに走り書きをしたりして。いつもいつも歌詞のキーワードを探している自分がいます。
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「林住期」を読みました。今の私は、結構な林住の暮らしをしているなと思いました。といっても、いきなり50代になったわけではなく、いきなり望む暮らし方をし始めたわけではなく。随分以前から、先の暮らしに思いをはせて、準備していたのはたしか。
したい事。したくない事。すべき事。避けられない現実。夢。理想。良くも悪くも思いがけない出来事・・・。人は哀しみと共に歩くとはいえ、哀しみに取り込まれてはいけない。哀しみを感じる心で歓びを拾い出し、噛みしめるのも大切なことでしょう。
大晦日から元旦にかけて、そんなことを思いながら譜面を書いて、「一年の計は元旦にあり。今年は曲作りの年になりそうだわ。」と覚悟した新年です。

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好き嫌い [本]

 そこそこブランドバッグも持っています。特にこだわりはなく、プレゼントしていただいたものや気に入って買ったものを 他の製品同様 日常使いしています。ブランドものだからと特別扱いしません。っていうか、ぶつけたり詰め込んだりで、ブランドもの大好き友人からは嘆かれる扱い。

友人「な、な、なんでサンローランに大根入れるかなぁ~~。」

私「いや、帰りにスーパーに寄ったので。荷物は一つにしたほうが忘れ物しにくい。」

とはいうものの、時々断捨離して「手元に置いておく」側にブランド物が残るとき、値打ちはここにあるのかと思います。

さてさて、何故にブランドバッグを思い出したかというと、以下の本を読んだから。


芸術起業論


村上隆コラボ作品 「ヴィトンにキャラクター」のバッグを見たときは そりゃあ驚きました。しかし、世界の大企業の戦略。なんの勝算もなくこういう商品は打ち出さないであろう。私には理解できませんがね、というのがその時の私の感想。今も理解できるかというと 多分赤点と思います。それでも こういった商品が生み出される欧米のアートの世界があること、そして価値の理由づけがどういうものかということは この本を読んで少しばかり解りました。
                          とはいうものの理解と感覚は別物です。



恥ずかしながら [本]

 今年の直木賞受賞者 朝井まかてさんを今朝初めて知りました。
えらいもんですね、テレビ特にNHKの影響っていうのは。
 四十代も後半になって文学の専門学校に通うことにして その学校の階段を昇る時のドキドキを云々・・・というお話や 間もなく某賞を受賞してプロに というくだりに勇気を得た方は多かったのではと思います。 中高年の☆ また一つ見つけた感じです。

恋歌


 
 さてさて、大学生活も二ヶ月を経過する頃になりました。学生さんから新任の教授と間違われることはなくなったけれど、学内で迷っているシニアカレッジの方から道を尋ねられるようになりました。いや、だから シニア受講生じゃないって。大学生です、女子大生![グッド(上向き矢印)]