浄めると清める [日々徒然]

コロナ禍の盆も二度目となりました。
厄除けや疫病退散祈願で、神社仏閣には結構な人出があります。原因もわからず医療も発達していない時代には、祈祷くらいしかなかったのだろう。で、人が集まる事で疫病がまた拡散するという矛盾かな。

さて、私は神社仏閣に足を運ぶことが多いのですが、今はほぼ全ての御手水から柄杓が取り除かれています。人と間接的に接触しないように、鐘や鈴の縄も外してあったりします。
お賽銭を入れても鈴を鳴らす事ができない。これ、リズムが崩れるのよね。

と、まぁその話は置いといて。

御手水は使えない。けれどアルコールは置いてあります。あ、代わりの消毒ね。

御手水は不浄を流して浄めるもの。
アルコールは菌を殺して清めるもの。
浄めには精神性を感じるが、消毒にはそれは全く感じない。
この違いは面白い。もっと深く考えるテーマにもなりそうな。

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