1日目 浜松 [ぶらぶら]

目的地のない旅だった。
名古屋駅以東は在来線でぶらぶら移動した。(これが平日フルタイムで仕事しなくてもいい特権だよねー笑笑)
IMG_5699.jpeg
お昼時なのに乗り換え時間が少ししかないので、アンマキなるものをひとつ買った。しかし目の前にきしめんの文字!注文と同時に出てくるやつ!電車に間に合わなければ食べ残してもいいわ。と思ったがほぼ食べられた笑笑。しかしながら、茶色いお汁には驚いた。ここはすでに関西じゃないのね。
(あん巻きは結局夕飯の後にいただいた。これが結構美味しかった。)
浜松駅は静岡駅より発展していると何処かで聞いたのを思い出して、浜松駅で降りてみた。小ぢんまり、小綺麗な駅周辺。今日の移動はここまでにしよう。
IMG_5714.jpeg
スマホで駅近のホテルを探した。とりあえず宿を決めないと。ネットで予約する方が少しだけ安価なんだけど、敢えて飛び込みでお部屋を取った。こういうのやってみたかったのよ〜(^^)江戸時代みたいじゃない?
何せ、行ったことのない場所に行き、した事のない事をする旅なのだから、これでいいのだ。

マップでホテルを探す時に、目に留まった浜があった。バスに乗り、ちょうど落陽のタイミングに浜に着いた。それがこの夕陽。

まるでこれを見るためにここまで来たのかと思うほどだった。
IMG_5746.jpegIMG_5743.jpeg

行きも帰りも乗り合わせたドイツ人と二言三言言葉を交わし、さよならと先に降りた。これも一期一会。もう顔も忘れた。

IMG_5780.jpeg
駅前でお寿司をいただいた。明日向かう場所は決まった。夕飯後に目的地までの乗り継ぎを調べ、それぞれのタイマーをセットする。お風呂の後ビールを頂いて、スマホを充電しながら就寝。

一人旅は気兼ねはない。が気楽ではない。殊に地の利のない土地のことだ。目的地に着く前に、帰りの事まで頭に入れておかないといけない。(以前、電車によって発車ホームが変わる場合があるという駅で、最終に乗り損ねるところだったのだ。しかも雪の降る夜のこと。いやほんと凍え死ぬかと思った。)

ふと思い出すのは、学生時代アメリカで出会った中年女性のこと。ボストンバッグ一つで「目的地はないのよ。来た飛行機に乗るの。」と言っていた。その人みたいな事を私はできるんだろうか?いつかしたい。
そんな考えは記憶の彼方になっていた。

そして今、私はそれをやっている。したいことはすると「決める」。すると、気が付けばそこに辿り着いているのよ。

nice!(3)  コメント(0) 

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。