白昼の惨劇 [独り言]

白昼の凶行に誰もが声をあげた。
安倍晋三元首相が、我が町で凶弾に倒れた。
なんということだ。
沢山の個人カメラと報道陣の目の前で。

凶行が行われたこの場所は駅前の三叉路。ハブ駅でデパートもあるため、人通りが多い。なので街頭演説の多くがここで陣をとる。
今回の選挙戦が始まって間もなくだった。デパートに行った帰り道、ある党が演説準備をしていた。私は駅に行きたい。なので、選挙カーのすぐ脇を通ることにした。マッチョなSPさんに怒られるかもと思いながら、歩いていたが、

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ここよりもっと近くを歩いても、制止されることはなかった。
正直なところ、この危機管理体制で大丈夫なのかと、うっすらとした不安を抱いた。
案の定だった。

置引きすら稀な奈良の地で、政府の要人が路上で凶行に倒れるという、世界中に流れる程の大事件が起こってしまった。

この事によって、様々な方面に波紋が広がるだろう。不問に処せられることもあれば、新たな石が投げ込まれる事にもなろう。
私のような者は、ただただ遠くから見ているしかないが、その変化のきっかけになるであろう大事件が、通い慣れた場所で起こったことに、何とも言えない気持ちになっている。

あらためて、ご冥福をお祈りいたします。
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