そして新しい年が始まった [本]

 松の内が過ぎました。ご挨拶も迎春に代わります。

 ありがたいことに、そろそろと始めたオリジナルや弾き語りの演奏で、声をかけてくださる場が増えてきました。オリジナル曲をとても気に入ってくださって、その曲を聴くためだけに遠出してくださるお客様もおられて、その嬉しさと言ったら!

さて、あっちに行き、こっちに行きするのがミュージシャン。演奏に関わる時間で、移動時間が一番長いんじゃないかと思ったりします。そのうち関西圏を飛び出して、全国に歌いに行きたいと思っていますが、今は日帰りがほとんど。自動車で移動するのも、駐車場のあるなしが結構な課題なので、おおむね電車になります。演奏に欠かせない譜面と、移動に欠かせない携帯と充電器。そしてプチ旅行になる移動の場合は、本が欠かせません。飲み物食べ物は大抵の場所で手に入る昨今。本は2,3冊持って歩くこともあります。読んで琴線に触れると、ノートに走り書きをしたりして。いつもいつも歌詞のキーワードを探している自分がいます。
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「林住期」を読みました。今の私は、結構な林住の暮らしをしているなと思いました。といっても、いきなり50代になったわけではなく、いきなり望む暮らし方をし始めたわけではなく。随分以前から、先の暮らしに思いをはせて、準備していたのはたしか。
したい事。したくない事。すべき事。避けられない現実。夢。理想。良くも悪くも思いがけない出来事・・・。人は哀しみと共に歩くとはいえ、哀しみに取り込まれてはいけない。哀しみを感じる心で歓びを拾い出し、噛みしめるのも大切なことでしょう。
大晦日から元旦にかけて、そんなことを思いながら譜面を書いて、「一年の計は元旦にあり。今年は曲作りの年になりそうだわ。」と覚悟した新年です。

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