手をかける目をかける [独り言]

この春、これまで庭を放置する為に植えていたあれこれを剥がし始めた。
雑草よけに植えた筈のアイビーや、香りがいいからと植えたミント。何処からか飛んできたドクダミ。
この3大勢力が、他の雑草を駆逐して新たな「雑草」として君臨していたからだ。
ミントティーもモヒートも、庭一杯のミントを使うことはない。毒素排出に良いと言われるドクダミも、さすがに臭くて御勘弁願いたい。アイビーも、気根(きこん)が壁に跡をつけて汚らしい。
抜いても刈っても、ほんの少しの根が残っていると、そこからまた繁殖する。

仕方がない。抜けるだけ抜いて少し場所を取り返し、作物を育てよう。

庭に踏み入れ始めた頃、いっときは枯れたと思われた葡萄に葉がついた。少しばかり肥料をやり、支柱に結わえた。枝の払い方が判らないので、とにかく誘引して3方向に伸ばした。虫を見つけたら容赦無く取り除いた。混み合う枝葉の中に花が咲いた。小さな粒が出来た。実がなるのだ。見よう見まねで新聞紙で袋がけをした。雨の少ない時期には水遣りをし、コンポストの土を少しばかり根元に置いた。

暑い夏が過ぎた。時折降る大雨にも袋はぶら下がっていた。

「どれどれ」

閉じた新聞紙のシールを剥がし、中をのぞいたら、、

出来てるじゃありませんか!

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大粒のしっかりとした実がなっていました。
子供に目をかけるように気配り目配りを欠かさずにいれば、無茶苦茶に手をかけなくてもこんなに大きな実がなるのだわ。

水や肥料のやり過ぎは根を腐らせる。構い過ぎはダメにする。子育ても同じですね。


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