これから [演奏するということ]

コロナが世界中に蔓延した2020年。国外は勿論のこと国内の移動にも制限がかかった。諸外国は未だ対策に躍起になっている。日本だけが異次元のように沈静化していて、この隙に、とばかり、街には人が溢れている。
街が賑わうにつれて音楽シーンも徐々に復活している。でも、感染防止策を取りながらのライブは、人数制限あり、予約制ありでなかなか不自由だ。予約制は元々あったけれど、これまではドタキャンあり突然の来場者ありで、結構バランスは取れていた。しかし今はそうはいかない。入場者制限でただでさえ少ない来場者なのに、急にキャンセルが出るとお店が立ち行かないからだ。入場料も上がっているので、ふらりと演奏を聴きにくる人も期待できない。ライブは厳しい時代が続くだろう。

レコ発が終わった途端のコロナだった。ガラスの床をなんとか渡り切った途端に、「はい、時間切れ」と背後を爆破されるイカゲームみたいだと思った。

過去は過去。
ライブをしていたおかげで沢山の人に出会った。これは人付き合いの少ない私の財産だ。ただ、これから先、自ら企画してライブをすることはほぼないだろう。歌の発信は他の方法でするつもりだ。話はできている。

もう若くない。いつまで生きるか分からない。
苦手や嫌なことに、時間も精神も肉体も費やさなくてもいいだろう。音楽もブログも、基を正せば「歌いたい」「書きたい」という自然発生的な思いだ。その思いを叶える手段を、ここから先は絞り込んだ方法にしたいと思っています。

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