やめたこと [発想の転換]

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再び髪を染めた。
「堂々と年をとろう」と完成に二年をかけたグレイヘアだけど、もういいかなと思った。
年齢が増えていくのは生きている証拠で、それはむしろ有り難い。過ぎた若い頃を惜しむ様なことはしないでいようと思う。しかし、真っ白になりきれない髪は、若さにしがみついてもいなければ老化を堂々と受け入れている様にも見えない。そう、髪の手入れをしないズボラか、手入れの余裕がない人に見えるのだ。白黒のバランスが良くないと、どうしてもそう見えるのだ。そう、「整っていない」。
人の手が入って維持される里山の自然の様に、整えながらも自然の成り行きに任せる。これが良い老化のフローかもしれない。

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