二千日回峰行+あんぱんまん [独り言]

表紙は 変わってしまったのかもしれません。多分この本だと思います。

二千日回峰行―大阿闍梨・酒井雄哉の世界


酒井雄哉 大阿闍利。先日お亡くなりになりました。
記録に残る 千日回峰行を二回行われた 数少ないお方です。

この方の名を知ったのは ある本屋さん。
ふらりと立ち寄って、あちこちのコーナーで拾い読みをする私は たいてい不審者扱い。李下に冠を正さず 鞄から眼鏡を取り出すときも 本棚には背を向けて、涙ぐましい細かい疑惑払拭努力をしているにもかかわらず・・・
そりゃね、文庫本雑誌受験コーナー資格コーナーNHK音楽誌漫画専門書・・・
傍から見たら何の脈絡もない本をあれこれ品定めしては戻し、意味あるの?と思われる取り合わせで買いますよ。でも これこそが本屋さんに行く醍醐味。ネットではこういう買い方は出来ません。

というわけで、偶然目に飛び込んできた二千日回峰行の文字。
今まで買った事のない写真集のジャンル。
何故こんな過酷な修行を。
どんな人生を送ってこられた方なのか。
どんな言葉で語られるのか。

何冊か立て続けに読みました。
その肩に力の入らない文章にいささか拍子抜けしながらも あぁ、生きることそれ自体が修行なんだと。

繋がる縁と切れる縁。いろいろ 思い悩むこともあるけれど、壁は登ろうとする者の前に現れるのだと諭されました。
これからも 上り坂になりそうです。
辛いけれど 幸せです。

僕らはみんな生きている 生きているから悲しいんだ (やなせたかし)

後押ししてくれる人たちへのご恩返しが出来るまで 感謝を込めて。






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