古墳発掘体験 [ぶらぶら]

今日は発掘作業体験〜。
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本物の古墳発掘現場ではあるが、調査後埋め戻した場所で、発掘体験用に使われている。いわゆる掘り尽くしたあとのダイヤ鉱山のようなw何か出てきたらラッキーね。

土の表面を薄く削り、2枚目写真の何とかいうザル?に入れる。もう一枚の上でふるいにかける。ふるいに残った土塊や小石から目ぼしい塊を手にとってみる。調査専門員さんにみてもらう。これが教えてもらった手順なんだけど、非常に面倒くさい。一回毎に右にやったり左にやったり、持ち替えたり広げたり…効率よくする方法があるはずだ。

ということで、ガリガリと土の表面を崩したら、手で掬ってふるいに入れることにした。立てた空の土嚢袋の上でふるう。細かい土はそのまま袋の中に落ちるし、ふるいの上に残った土塊に目ぼしいものがなければ、それもそのまま袋に放り込む。これで作業効率は格段にアップした。
掘り始めは何が何やら区別がつかなかったけれど、小一時間もすると「これなんだろう。」と他の石や土塊と区別がつき始めた。明らかに他の土や小石とは違う物が目に止まる。調査員さんに見てもらうと、埴輪か土器か、埋葬品の一部らしいとのこと。おぉ!やりましたよ。トレジャーハンターの誕生だ!
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なお、濃い朱のカケラは棺を覆った粘土の表面に塗られていたもの。
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効率を良くしたおかげで、人より速く土嚢2つ分を掘ることごできた。

なんと埼玉や神奈川から体験に来ている人もいた。私は古墳から大仏から鹿から、いろいろあるのが当たり前で暮らしてきたけれど、そうじゃない土地もたくさんあるんだなぁと、今更ながら気がついた次第。
なお、これまで発掘作業のアルバイトをしてみようかなぁと思ったこともあるのだが、今日の1時間の体験で結論。「やめよっと。」外の作業でなおかつしゃがんだ作業は腰にくるのであった.

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