奈良生まれ奈良育ち奈良知らず [ぶらぶら]
今頃になって、奈良の歴史を辿っている。いやはや面白い。だってさー、今は都じゃないけど、ここに律令制の基礎があり、政治文化芸術の中心だったわけです。パリがウィーンが旧都になったとしても、その歴史は消えない。で、歴史に記録されながらも、観光資源化していない場所もあるわけです。いわゆる敗者の姿をも辿る必要があるかと思ったら、
行ってみる。
794ウグイス平安京。桓武天皇の陰で消えた早良親王のお墓が淡路島にあると知り、行ってきました。
神戸三ノ宮から洲本行きバスに乗り、降りたのはここ。
Google mapsのおかげで、水とおにぎりを仕込んでおいてよかった。何もないわ。
バス停からマップを頼りに上り坂。
辿り着いた先にありました。
無実の罪で流罪に遭い、怨霊となって数々の不幸を降らせたという前知識のせいか、はたまた生い茂る木々のせいか、本当にいまだ恨んでおられるのか。一歩一歩足を進めるに連れて、身体中の皮膚がその下からビリビリと震えるのを感じました。
これ以上立ち入ってはいけない。私はここで手を合わせてお祈りをしたあと、早々に立ち去りました。
父、光仁天皇の意思を裏切る形で我が子に権力を移譲しようとしたのだなぁ、持統天皇もそうだったなぁ。それは、結局はそうしないと我が子が抹殺される事になるからだろうけど、、、。
権力って厳しいなぁ。
行ってみる。
794ウグイス平安京。桓武天皇の陰で消えた早良親王のお墓が淡路島にあると知り、行ってきました。
神戸三ノ宮から洲本行きバスに乗り、降りたのはここ。
Google mapsのおかげで、水とおにぎりを仕込んでおいてよかった。何もないわ。
バス停からマップを頼りに上り坂。
辿り着いた先にありました。
無実の罪で流罪に遭い、怨霊となって数々の不幸を降らせたという前知識のせいか、はたまた生い茂る木々のせいか、本当にいまだ恨んでおられるのか。一歩一歩足を進めるに連れて、身体中の皮膚がその下からビリビリと震えるのを感じました。
これ以上立ち入ってはいけない。私はここで手を合わせてお祈りをしたあと、早々に立ち去りました。
父、光仁天皇の意思を裏切る形で我が子に権力を移譲しようとしたのだなぁ、持統天皇もそうだったなぁ。それは、結局はそうしないと我が子が抹殺される事になるからだろうけど、、、。
権力って厳しいなぁ。
楽しい鶴橋商店街 [ぶらぶら]
週末は台風の影響で雨だというし、遊ぶなら今よ。というわけで、国内で海外旅行してきました。
そしていつも買うのはこちらのお餅たち。
いろんな種類を買って楽しむのであります。オススメです。
迷路のような商店街を歩いていて、たまたま吊るしのブラウスを触った。触っただけなのに、お店のオモニが「これがいい、今のパンツにも合う、私の言うことに間違いはない。」と言うのに押し切られて買ってしまった。実際帰宅して着てみたらピッタリだったけど笑。
そんな感じで、飛行機にも乗らず、パスポートも無しで楽しんできました。
ただ、今回の海外旅行では、他の食べ物は外れてしまった。口コミではなく、知り合いが美味しいと言っていたお店だったのに、これが大したことがなかったのは残念だった。あ、駅降りてすぐの焼肉店も無くなっていた。
ここにも産業の趨勢あり。時代だから仕方ないね。
あぁでも、ひさしぶりに楽しい時間でした。新しいお店もできて韓流ファンの人たちも来ていたし、また時々行こうと思います。
海抜だけではない水難 [ぶらぶら]
いろんな事務手続きで、このところ各地の市役所を巡っている。各地地元のカラーがあっておもしろい。外国人対応窓口を作ってあるところは、移民の多い地域だ。大阪の某役所は、どの窓口に行ったらいいか電話で尋ねたら、保留音が河内音頭だった。いたずら電話が増えると困るので敢えて何処とは書きません。
先日は木津市役所に行った。
へぇ、海抜表示は見かけることがあるが、ここは危機対象が木津川なんだわ。
その昔、祖母から聞いた子供の頃の話を思い出した。台風か何かの増水で木津川上流で何かあったらしく、遺体が沢山流れてきたというものだった。
地図で見ると、こちらの市役所は川から500mも離れていない。しかもほぼ平坦だ。そしてその間には線路がある。便利の良いところに駅も役所もあるのだけれど、昨今の気候変動の激しさでは何が起こるかわからない。街が整い便利になり、そんな快適な暮らしを享受しているが、出かける際には地理を頭に入れておかないといけないと思う看板でした。本日はオチなし。
先日は木津市役所に行った。
へぇ、海抜表示は見かけることがあるが、ここは危機対象が木津川なんだわ。
その昔、祖母から聞いた子供の頃の話を思い出した。台風か何かの増水で木津川上流で何かあったらしく、遺体が沢山流れてきたというものだった。
地図で見ると、こちらの市役所は川から500mも離れていない。しかもほぼ平坦だ。そしてその間には線路がある。便利の良いところに駅も役所もあるのだけれど、昨今の気候変動の激しさでは何が起こるかわからない。街が整い便利になり、そんな快適な暮らしを享受しているが、出かける際には地理を頭に入れておかないといけないと思う看板でした。本日はオチなし。
永遠は物語の中だけで [ぶらぶら]
いいお天気なので、久しぶりに歩いてみよう。旧街道から東海道を歩いていたのはいつだっけ?すっかり脚がなまってしまった。
石を投げたら世界遺産にあたる奈良。古墳も天皇陵もたくさんある。こちらは垂仁天皇陵。近鉄尼ヶ辻駅から徒歩圏内なのはいいのだけれど、何代目なのか何時代の造成なのかは不明。私が知らないだけだが。
何やら小山がお堀の中にある。これは不老不死の果物を探しに行った田道間守をおまつりしているらしい。橘の木を持ち帰ったがその時には帝は亡くなっていて、田道間守は命を絶ったという。
殉死というのは当時よくあったみたいに聞くが、この方は橘を食していなかったんだなぁと、斜め思考の私は考えてしまう。
史実や事実はなんであれ、甲羅干しの亀たちを見てほのぼの。
で、亀といえばウサギ。
橿原神宮前駅近くの『だんご庄』から暖簾分けしたという『たまうさぎ』さんでおやつを買って帰宅した。物価高騰のおり、お団子は四月より一串100円になるという。仕方ない。ステルス値上げよりずっといい。
ということで、春のお散歩にいい場所ですので、どうぞみなさん奈良にいらしてくださいね。
石を投げたら世界遺産にあたる奈良。古墳も天皇陵もたくさんある。こちらは垂仁天皇陵。近鉄尼ヶ辻駅から徒歩圏内なのはいいのだけれど、何代目なのか何時代の造成なのかは不明。私が知らないだけだが。
何やら小山がお堀の中にある。これは不老不死の果物を探しに行った田道間守をおまつりしているらしい。橘の木を持ち帰ったがその時には帝は亡くなっていて、田道間守は命を絶ったという。
殉死というのは当時よくあったみたいに聞くが、この方は橘を食していなかったんだなぁと、斜め思考の私は考えてしまう。
史実や事実はなんであれ、甲羅干しの亀たちを見てほのぼの。
で、亀といえばウサギ。
橿原神宮前駅近くの『だんご庄』から暖簾分けしたという『たまうさぎ』さんでおやつを買って帰宅した。物価高騰のおり、お団子は四月より一串100円になるという。仕方ない。ステルス値上げよりずっといい。
ということで、春のお散歩にいい場所ですので、どうぞみなさん奈良にいらしてくださいね。
鬼滅の刃の [ぶらぶら]
マナコマ [ぶらぶら]
奈良公園が走る〜ならしかトレイン [ぶらぶら]
奈良公園と鹿をデコレーションした近鉄電車が走っています。
それがこちら。
床の若草色が?!
地元民としては、床のキラキラは鹿のフンに脳内変換されてしまうがw
吊り革にも鹿さんがデザインされています。
なかなかの可愛さですが、運行本数が限られているので、乗り合わせたらラッキー?
ならしかトレイン関連記事はこちらよりご覧くださいね。
https://www.atpress.ne.jp/news/332597
それがこちら。
床の若草色が?!
地元民としては、床のキラキラは鹿のフンに脳内変換されてしまうがw
吊り革にも鹿さんがデザインされています。
なかなかの可愛さですが、運行本数が限られているので、乗り合わせたらラッキー?
ならしかトレイン関連記事はこちらよりご覧くださいね。
https://www.atpress.ne.jp/news/332597
久しぶりのならまち そのニ [ぶらぶら]
こちらは元興寺さん。がんごうじと読みます。
奈良の南都八大寺に並べられる由緒あるお寺です。
用事があるので今回は素通り。
この辺りは、道がほぼ碁盤の目になっているので、方位さえ間違えなければ、角ごとに縦横好きな道を選んで歩いていけます。
そんなこんなで大通りとは時間軸の違う小道を歩いていくと、
(また写真が倒れた)
なんと崇道天皇社ではありませんか。
桓武天皇の同母弟。おそらく皇位争いから身を引くために仏門に入られた。それなのに還俗させられたうえ、某犯罪に連座させられて流罪。自ら食を断ち、無罪を訴えながら亡くなったとのこと。死去以来、疫病などが続いて祟りだという噂が流れ、死後に天皇の称号を与えられたので、崇道天皇と仰います。でも歴代には数えられません。
桓武天皇はどうしても我が子に皇位を譲りたかったのでしょう。持統天皇しかり天智天皇しかり。いやはや、悠久の奈良は王朝ドラマさながらにドロドロです。
と、ここで、早くおいでコールが入る。寄り道はここまで。
帰宅後調べたところ、崇道天皇はお亡くなりになられた淡路島に祀られていました。
よほど祟りが怖かった、すなわち冤罪だったわけですね。くわばらくわばら。
久しぶりのならまち その一 [ぶらぶら]
所用あり、近鉄奈良駅に降りる。目的地までバス移動しようとしたけれど、せっかくだし歩くことに。観光地だしね、いくらでも見る所はあるのよ奈良は。
奈良は朝が良い。静かな空気の中を歩くのは気持ちが良い。何せ夜が早いので笑、雑然とした夜の名残を引きずっていないのだ。
九時台、高速餅つきの中谷堂には、つきたての蓬餅がもう並んでいた。
早朝の猿沢池。横のスタバには人が沢山いた。いい感じ。気候もいいし、テラス席でゆっくりできるね。
横向きに撮影しなかったので倒れてますが、池の横にあるおトイレ。鹿の侵入防止であろう扉付きです。奈良の鹿は何処にでも入って行きますので。
若草山の山焼き花火は、ここから見ると結構近くて楽しい。
さて、ここから先目的地までどの道を行こうか。