有難うございました2015 [考察]

 一年が足早に去っていきます。

 突然始まったライブ活動から 丸6年を超えました。さあ、ここから本番と云える時にいきなり大学に編入し、家族や音楽関係者を驚かせ、果ては大学の教授をも 異質な学生の登場で面食らわせたのが二年前。それももう終わります。
 他のミュージシャン、特に歌手の方々が頻繁にライブ活動を続けておられる姿を横目で見ながらの日々でした。焦りがないわけじゃない。大きな舞台を踏む知り合いや、CDを発売する知り合いがどんどん増えていくにもかかわらず、私はここで何をしているのか。ここで何を得られるのか。本に答えはない。そもそも何を探しているのか。どこに琴線に触れるものごとが潜んでいるかもしれない、どこかに突破口があるやも知れない。あちこちに足を運び、人と語り、本を読み、自分に問うの繰り返し。ボールペンが毎週一本空になるほど文字を書き、いつしか書き散らしたノートは束になりました。
「ここまでこの歌を歌える人はそうそういない」という評価をいただいたり、歌いながら涙せずにおられない曲や泣きながら創る詞が増えてきたのは、もしかしたら少しは自分の核に一歩近づいたからかもしれない。それは薄紙を剥がすようなゆっくりとした按配でも。
一枚もう一枚・・・私自身が知りたくもなかったものが もしかしたらそこにはあるかも知れないけれど、現れるのを待つことにいたしましょう。
 あぁ、生きるとは痛みを伴うことですね。せめて皆様に穏やかな時を持っていただけますように。それが私の歌が出来る仕事やもしれません。
 
 どうか皆様の新しい年が良きものでありますように。           それではまた来年。

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