あはは [考察]

過去の自分の歌を聴いてみた。
歌い始めて二、三年の頃の声と言ったところか。周りから上手いとか良い声とか言われていたけれど、いま改めて聴き直すと笑ってしまう。音はフラフラしているし、その割に攻撃的だし。的に向かい矢を構えながら、射る為の腰も視線も定まっていない感があって可笑しい。それが解るくらい耳が成長したという事だ。
流鏑馬さながらに、走る馬(演奏)に乗って観客の胸に歌を射ることが出来たら、それが一番のパフォーマンスかも知れない。カッコイイわ、それ。

願って動けば風は吹く。
ただ歌いたいと思う気持ちで、音楽サークルに入り、ひょんなことからライブ活動を始めて今年で10年目。CDを出したいと思い、叶った。その発表までは「遠回りした」という方もおられるけれど、物事は絶妙のタイミングで起こるものだ。少なくとも遺すなら過去の声より今の方がいい。
そして、楽曲がメディアで流れる事を望んでいたら、FM番組で取り上げて頂けることになった。二カ月の間になんと6本。再放送もある。
何なのこれ?!

なんでも叶うわけじゃ無い。でも、大統領になりたいわけじゃないし、白馬の王子様が迎えに来てくれるのを待っているわけじゃない。私のちっぽけな夢くらい神様は叶えてくださると

「信じてますから!」

と少し脅す(笑)

さて、次の「目標」は何にしよう。でも、「目的」はきっと変わらないと思う。


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